制御実験装置

ECPシリーズ制御実験装置

お知らせ

ご使用中のECPシリーズモデルについてWindows 10/USBインターフェースへのアップグレードが可能となりました。
お手元のシステムに新コントローラを追加することでアップグレードできます。
インターフェースがUSBまたはEthernet (RG45)となりますので、ノートPCでの実験もできます。

PowerECP PowerECP PowerECP USC3

フレキシビィリティー構造により初級レベルから研究レベルまでの様々な実験テーマに沿った使い方ができます。

ECP電子機械プラントは広範囲の実験をカバーします。それぞれのメカニズムは力学上単純なモデルから複雑系モデルまでその設定を簡単に変更できます。イナーシャやバネ定数などのパラメータも同様に幅広く変更できます。
こういったフレキシビィリティー構造により初級レベルから研究レベルまでの様々な実験テーマに沿った使い方ができます。

また様々な機能により様々なトピック指導、個々のグループワーク単位での特色ある教育を行えます。
全てのメカニズム、センサー、アクチュエーターは精密で堅牢に作られていますので常に安定したダイナミックパフォーマンスが得られます。
メカニズム=卓上型で耐久性、精度に優れた陽極酸化処理アルミニウム、ボールベアリング支持構造になっています。
アクチュエータ=高密度ブラシレスタイプ
フィードバックセンサー=高分解能光エンコーダータイプ(heavy-duty industrial design)。

全てのメカニズムは安全面に最大限の考慮をしており、リミットスイッチ、ソフトウェアー上非常停止機能、機構ガード(モデルにより異なります)など多くの機能を搭載しています。

メカニズムはベンチトップサイズですので多くのスペースを必要としません。

振動制御実験装置 Model#205

振動制御実験装置 Model#205

このモデル205振動制御装置は大学・専門学校の制御/振動実験に幅広く使用でき、さらに進んだ研究にも広く応用可能できるよう、様々な構成に変更できるように作られています。

装置は重要な“現実の”システムに相当する種々なダイナミック構成に変形することができます。
モデル205捩り機構は剛体プラントを含めた多くの物理プラントを代表しています。
ドライブシャフト、ギヤとベルトにおけるフレキシビリティやドライブ入力とセンサーが並置状態の、あるいはフレキシブルに連結された出力(非並置)でのアクチュエータの連成個別振動。
プラントモデルは簡単なダブルインテグレータから、2つの軽減衰される極と2つのゼロあるいはゼロなしの、4次のケースにおよびます。

様々な配置変更が可能なプラントは剛性の高い機体、フレキシビリティーのある駆動部、並置、非並置センサーアクチュエータにより構成され個別の振動システムが連結でき、より幅広く重要な実用的な実習が可能です。
オプションのディスクを使用すれば3慣性軸ねじれ振動制御実験、多入力・多出力(MIMO)、外乱除去制御実験が可能です。

慣性の物理的パラメータ、ばね定数などは簡単に変更可能でグループワークにも適しています。

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振動制御実験装置 Model#210

振動制御実験装置 Model#210
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このプラントは容易に様々な配置に変更可能です。
このモデルにより一般の制御問題、パラメータ動力学の両方を鮮やかに説明することができます。これは制御法評価の基準となるシステムであり一般の動力学、制御テキストブックで多くみられる内容をわかりやすく説明することが可能です。

この古典的な振動制御実験システムは力学、制御教本で一般的に取上げられ、制御方法評価の基準として役立ちます。これはトーションプラントにダイナミック構成適応性機能にパラメーター調整機能を含みます。モデル205と同様にこのシステムでは剛体PID制御、リード・ラグ補償、位相、ゲイン余有、軌道トラッキング、調整などの初等トピックスや高次並置、非並置システム制御などのさらに上級制御の鮮やかな実演を提供します。

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振動制御実験装置 Model#220

振動制御実験装置 Model#220

このシステムはスピンドルドライブ、ターンテーブル、コンベア、工作機械、自動製造機械など現在の工業装置の実用制御研究にも理想的です。
多くの適用例はシステムの数多くの設定により容易にエミュレート可能です。
また実際、現場で起こりうるバックラッシュ、駆動たわみ、クーロン摩擦など数多くの現象を容易に導入、排除可能です。 入力と出力位置でのギヤ比、負荷は直接、大減速駆動伝達の特性学習のため容易に変更可能です。

プログラマブル外乱駆動は時間と空間依存出力外乱の導入に活用可能です。
閉ループ制御を通じてこれら様々な影響を軽減させる方法を実験では学んでいきます。このシステムの結合された多くの機能により学生は実社会で適用される制御を学習できます。

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倒立振子実験装置 Model#505

ECP倒立振子実験装置
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メカニズムには脱着、調整可能な”モーメントアーム”、”カウンターウェイト”を垂直ロッド、水平ロッドそれぞれに備えておりプラントダイナミックスの変更が容易に行えます。
また各ジョイント部にリニア、ロータリーボールベアリング採用により低摩擦、高いダイナミック特性の再現性を実現します。
標準構成には制御基礎から学ぶための分かり易いインターフェースソフトウェアが付属します。オプション選択によりMatlab/Simulinkからの制御も可能です。

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磁気浮上制御実験装置 Model#730

Model730磁気浮上制御実験装置

強磁性体永久磁石の閉ループ浮揚を多入力・多出力でドラマチックに実験できる磁気浮上制御実験装置システムです。

制御実験装置にはレーザーフィードバック、高磁束密度磁石が含まれており大変位を加えることができトラッキングやレギュレーションが目に見える形でシミュレーションできます。

この磁気浮上制御実験装置システムは斥力、引力場の実験構造に素早くセットアップ可能です。
第二磁石を加え上下アクチュエータを駆動することでMIMO制御ができます。

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コントロールモーメントジャイロ(CMG) Model#750

姿勢制御装置 コントロールモーメントジャイロ(CMG)
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この4軸Control Moment Gyroscope(CMG)は多自由度の剛体制御が素晴しくうまく表現できる劇的なまで豊かなシステムです。

ジャイロスコープトルク現象やCMGによる精密高性能姿勢制御での使用状態をグラフィカルに表現できる基本的な実験がすぐに実行可能です。
MIMO制御から特異点回避に加えて一般的な非線形制御までのトピックが含まれます。従ってこのシステムは初級者から研究者まで興味をそそられる実験ができます。

さらにこのコントロール・モーメント・ジャイロプラントを人工衛星姿勢制御のエミュレートに使用することもできます。

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